グループホームとは
3つの特徴
(1) 共同生活の中で役割を持ち、自分らしい生活が送れる
(2) 少人数制で関わる人が少ないから、認知症の方も安心
(3) 住み慣れた地域での暮らしを続けられる
〜グループホームとは〜
費用相場
※施設により大きく異なる(0円で入居可、数百万円必要など)
入居条件
医師による認知症の診断を受けていて、共同生活ができる程度の自立をされていることが条件となります。 ※施設により基準が若干異なりますので、詳細は各施設にお問合せください。
サービス内容
ご自身でできることを尊重し、料理や掃除、洗濯などの家事はできる限り自分で行います。一人では難しいことやサポートが必要な場合は、入居者同士で助け合ったり、スタッフがお手伝いします。
介護サービス
認知症ケアの専門スタッフを24時間体制で配置し、食事や排せつ、入浴などの介助を行います。また、日常生活のサポート、見守り、機能訓練など幅広いサービスを受けることができます。
医療ケア
看護師の配置が義務付けられておらず、有料老人ホームと比べて医療体制は充実していない施設といえます。そのため介護度が高くなった場合や認知症が重症化した場合は退去を求められる可能性もあります。しかし、最近では、看護師を配置したり、医療機関と連携し、医療体制の充実化を図っているところが増えているようです。
食事
他の入居者と分担して料理を行い、必要に応じてスタッフがサポートします。施設により、メニュー作成や食材の買い出しも入居者が行うところも。家庭的な雰囲気の中、みんなで一緒に食事とコミュニケーションを楽しんでいただきます。
<できることを通じて、自分らしい生活を>入居者は身体状態を考慮しながら、家事などを分担して共同生活を送ります。役割を持つことで得られる達成感、他の入居者やスタッフとのコミュニケーションなどが脳への適度な刺激となり、認知症の症状を緩和したり、進行を緩やかにする効果が期待できます。 <一人の時間も、みんなとの時間も>居室は基本的に一人部屋。プライバシーには十分配慮されており、ご自宅と同様、一人でのんびり過ごす場所と時間が持てます。反対にリビングやダイニングは共同スペースとなっており、他の入居者と一緒にテレビを見たり、食事を楽しんだり、コミュニケーションの機会には事欠きません。 <認知症の方も適応しやすい小規模施設>慣れ親しんだ地域で、少人数での共同生活。それが認知症ケア専門の施設であるグループホームの特徴です。認知症の方は環境の変化に非常に敏感。そのため、スタッフや他の入居者の入れ替わりが多い大きな施設では、それらの変化に上手く適応できず、不安や混乱がさらなる症状悪化を招くことも少なくありません。その点、グループホームは入居者の入れ替わりが少なく、落ち着いた環境の中で生活を送ることができます。