サービス付き高齢者向け住宅

3つの特徴

(1) 生活の自由度が高く、自宅での生活とギャップが少ない

(2) 多様な物件の中から、希望に合うものを選べる

(3) 入居一時金不要で、費用を抑えられることが多い

 

〜サービス付き高齢者向け住宅とは〜

高齢者が安心して暮らすことを目的とした、バリアフリー構造の賃貸住宅です。主に自立されている方や要介護度の低い方の入居が想定されており、安否確認と生活相談を基本サービスとして提供しています。好きな時間に食事や入浴ができ、ご自宅と同じようにのびのびと暮らせることが大きな魅力となっています。

 

費用相場

入居時:15~50万円 / 月額:10~30万円

※介護対応が可能なサ高住の場合、月額15~40万円程度

入居条件

自立、要支援1~2、要介護1~2

自立した生活を送れる高齢者の入居が想定されており、要支援の方、要介護1・2程度の方の割合が高く、全体平均で要介護度1.7程となっています。そのため、要介護度の高い方は入居審査が通りにくかったり、将来要介護度が高くなった場合、退去になる可能性もあります。(介護度の重い人、認知症の人にも対応した「介護型サ高住」と呼ばれるものもあります)

サービス内容

常駐のスタッフによる安否確認と生活相談が基本のサービスとなります。掃除・買い物といった生活支援や食事の提供を行うところもあります。

介護サービス

基本的にサ高住のサービスには介護は含まれておらず、訪問介護やデイサービスなど外部の介護サービスの中から自分に合ったものを選んで利用することができます。施設により、介護サービス事業所が併設されているところもあります。

医療ケア

提携病院や訪問診療所などを利用することになりますが、医療機関が併設されているところもあります。

介護食

食事提供サービスを行っている場合も、施設内の調理室でつくる、宅配弁当を手配など、提供形態には違いがあります。また、施設により、嚥下能力(飲み込む)に合わせた介護食を希望できる場合もあります。

<生活の自由度が高い>決められた時間に介護サービスが提供される施設と違い、自分の好きな時間に食事や入浴ができ、外出・外泊・来客の届け出も必要ありません。そのため、介護を必要としない方であれば、ご自宅と同様の自由度の高い生活を送ることができます。将来介護が必要になった時の備えとして、元気な時から入居される方も少なくありません。

<希望に合った施設を選びやすい>60㎡超えの広いお部屋がある、カラオケなど設備が充実、駅近でお出かけしやすい、自然が近く四季の変化を楽しめる等、施設ごとにその特長は多彩。物件数も多いため、部屋の広さや設備、立地、費用面など、イメージする暮らしに近いものを選びやすいことが特徴です。ご自宅から近い施設に入居すれば、ご友人とのお付き合や趣味・習い事など、これまでと変わらない生活を続けることができます。

<費用を抑えられることが多い>サ高住は賃貸住宅の一種なので、初期費用は敷金のみという施設が多く、費用を低く抑えられるのは大きなメリットといえます。また、月額費用も、提供されるサービスが限定されていることから有料老人ホームと比較して低くなっています。